イタリアのプライベーターチームとしてF1に参戦していたミナルディが、1991年シーズンを闘ったM191のカラーリングをオマージュしたソックス。
また当時のレギュラードライバーを務めたピエルルイジ・マルティニとのコラボレーションにちなんで、ゼッケン23があしらわれています。

当時としては異例の出来事でもあった、フェラーリによるエンジン供給を発表したミナルディ。上位でのフィニッシュを期待されましたが、エンジンとシャーシのバランスに悩まされる格好となり、フェラーリエンジンの採用もこの年限りで終わりを告げてしまいます。それでもピエルルイジ・マルティニのドライブにより、サンマリノGPとポルトガルGPでは4位入賞に食い込み、コンストラクターズランキング7位に入る活躍を見せました。
かつて、日本人ドライバーも在籍したミナルディは一度も表彰台獲得を成し遂げることができないままレッドブル（トロ・ロッソ）へチーム売却されましたが、その後ベッテルがイタリアGPで優勝をもたらし、現在ではスクーデリア・アルファタウリとして参戦していることでもお馴染みのF1チームです。