商品説明
世界に名だたる耐久レース「ル・マン24時間」。その公式ポスターは毎年、ドラマとスピード、そしてスピリットを描き出しています。
この特別エディションは、1923年・1955年・1957年・1959年の4大会をテーマに、当時のポスター アートワークを独自の解釈で再解釈し、ウェアラブルデザインとして新たに生まれ変わりました。
モータースポーツ黄金期の美学に捧げる特別なコレクションには、ポスターアートをあしらったポストカード4枚が付属。特製ボックスに入っており、大切な方へのギフトにも最適です。

1923年 第1回大会
記念すべき第1回大会。従来のスピード勝負とは異なり、自動車の耐久性と信頼性を試すことを目的とした新しい形式のレース。33台が出走し、天候は悪く、レース中は激しい雨に見舞われました。昼夜を通して走り続けた末、シュナール=ワルカール社の車を駆るラゴーシュとレオナール組が優勝。約2,200キロを走破し、このレースは以後、自動車技術の進化を象徴する伝統の舞台となっていきました。

1955年 第23回大会
この大会ではレース中の接触事故でメルセデス・ベンツ・300SLRが宙に舞い、観客席に突入し、爆発炎上。ドライバーのピエール・ルヴェーと観客80人以上が犠牲となるという、モータースポーツ史上最悪の惨事となりました。
レース自体は中止されず、ジャガーのマイク・ホーソーンとイヴァー・ブエンの組が優勝しましたが、この悲劇は安全対策の見直しを世界に迫る大きな契機となりました。

1957年 第25回大会
この大会ではジャガーDタイプが圧倒的なパフォーマンスを見せ、上位6位のうち5台を独占するという快挙を成し遂げました。ジャガーDタイプは1955年からの3連覇を達成し、耐久レースにおける地位を不動のものとしました。

1959年 第27回大会
この大会ではアストンマーティンが悲願の総合優勝を果たしました。
キャロル・シェルビーとロイ・サルヴァドーリが駆るDBR1がトップでゴールし、同チームは2位にも入賞。これによりアストンマーティンは、スポーツカー世界選手権のタイトルも手中に収め、その名を歴史に刻みました。