1984年のポルトガル・ラリーにおいて、マルク・アレンが2位入賞を果たした、ランチア ラリー 037 Evo IIのポスター。
この年、ランチアのワークスドライバーを努めていたマルク・アレンは、ツール・ド・コルスでの1勝に留まるも、コンスタントにポイントを稼ぎながら、ランキング3位に食い込む活躍を見せました。シリーズのタイトルは、アウディに奪われる非常に苦しいシーズンとなり、さらにシーズン終盤からはプジョー205が登場し、037によるマシン開発に限界を感じていたランチア勢は、トイヴォネンを中心としたチーム構成で、グループB最強マシンとされる"コード038" の開発を進めていました。